

西暦2000年頃の中国・韓国・台湾の日本語を学ぶ学生がいくつかのテーマを元に、日本語で作文するというコンクールがあり、優秀な作文をまとめたものである。
第一章は歴史がテーマで、作文のほとんどが日中戦争や韓国支配のことです。中国や韓国の人、台湾人も街娼系の人が書いているのだと容易に想像できます。本書の意図は恐らくこの章にこめられているでしょう。中国で日本語を教える老人が、「戦中のことは申し訳なかった」とか「日本人では日本族」なんだとか言っているようだ。2000年前後の話しだが、私は日中戦争の真実を知らない。肯定する側も否定する側も完全無罪を主張しているからだ。それはそうと、日本人が日本族であるはずが無い。日本は歴史的に中国の影響を大きく受けているが、言葉の文法から違う。韓国やモンゴルとは文法的に違う。いや、アジアにおいて中国だけが異なる文法を持っていることが何よりも不思議だ。
第二章からは、「ココが変だよ日本人」のノリになっている。日本人をどのように理解するのかによって、意見はいろいろと分かれるものだと思った。ただ、国際社会において、日本人が日本人の慣習を変える事を推奨する作文には辟易した。逆に日本を応援するような想いがこめられている作文もところどころありました。中国人や韓国人は教育によって真実を知らない人が多いので、学生程度の作文では自ずと質に限界を感じるものだと諦めました。しかし、よく日本語勉強しましたね。みなさん、馬鹿な日本人よりしっかりした文章を書いています。
日本語についても誰かが触れていました。日本語は相手の勘に支えられている。言葉を最後まで聞かないと外国人には理解できないが、日本人は日本語で会話する限り、相手の心を察しているのだと。これは、日本語の使い手は相手への思いやりがぬきんでているということになるのではないかと、日本語を誇らしく思いました。実際は日本語だけではないのでしょうけどね。
この書籍は基本的に反日的なものだと私は認定します。

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