
250年も支配体制が続いた江戸時代。
実際にはそのなかでなんども政権が交代しているのだが、武士による支配構造は変わらなかった。
それほどまでに武士の権力は強かったのか?
ある武家の家計をつぶさに確認すれば、武士であることがどれほど経済的な苦痛であったかがわかる。
使用人や農民であることのほうが余程豊かだったように書かれている。
女性も自立していたこともよくわかる。
四民平等という解放を一番喜んだのは名もなきサムライたちだったに違いない。
彼らは、武士として刀を持つことよりも、刀を売却して生活の足しにしたかったはずだ。
誰も知らなかった武士の生活経済を知ることによって、本当の歴史が見えてきます。
小さな本ですが、実に意義深い書籍ですので、ひとりでも多くの方に読んでいただきたい。
しかし、今更気がついたが2010年に映画化されているんですね。
原作が素晴らしいからと入って、映画が素晴らしいとは限らないけども、一度見てみようと思います。
2011年38冊目

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