
日中戦争とは一体なんなのか。純粋に日本の侵略戦争だったのか。侵略戦争とは何か。
そういった問いかけに応えてくれる一冊の本が、本書である。
タイトルの内容にほぼ沿った形で内容は綴られている。
極論は少なく、「なるほどそういう考え方もあるのか」など歴史の誤解とされる箇所に適切な指摘をしている。最近ではちょっと過激な保守論が横行しているので、バランスのとれた思想を形成するのに役立ちそうだ。
かといって盲信するのは、どんな場合でも危うい。
しかし、日中の関係は近代に入り、西洋を受け入れる過程で非常に様々な問題を抱えすぎた。
日本が果たした役割と、中国が果たした役割と、どちらも一定の必然性があったのだろうと思う。
いずれにせよ、語られている歴史が一方的すぎる現在、より多くの人が歴史を多角的に知ることは非常に大切な事だと感じます。

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